イタリア競馬を管轄する農業・食料主権・森林省(MASAF)は、競馬規則を改正する新たな政令を公布し、平地・障害競走における鞭の使用回数を制限することを発表しました
2026年8月7日付の政令第387680号ではこれまで「繋駕速歩競走」で導入されていた鞭の使用規制を、平地・障害競走にも拡大。これまでイタリアでは2歳戦の最後の200mで4回までという制限はあったものの、すべての競走を対象とした一律の使用回数は定められていませんでした
しかし今回の改正により平地競走ではレース全体を通じて最大4回、障害競走では最大5回に制限され、馬に負傷を与えるような使用や肘を肩より高く上げて鞭を振ること、鞭に反応しない馬への使用、ゴール後の使用、頭部付近への使用なども禁止されます
違反した場合は200ユーロ(約37,000円)の罰金が科され、鞭の使用が9回を超えた場合には、さらに最低10日間の騎乗停止処分が追加されます
20日以内に2度処分を受けた場合は再犯として200ユーロの罰金と最低5日間の騎乗停止、30日以内に3度処分を受けた場合は500ユーロ(約92,500円)の罰金と最低7日間の騎乗停止となります
さらにリステッド競走とグループ競走では罰金額が3倍となるほか、他の馬や騎手に故意に鞭を使用した場合には最低15日間の騎乗停止処分が科されることも発表されました
新規則はMASAF公式サイトで政令が公表されてから30日後に施行されます

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